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新人兵士虐待映像が暴露 周永康の警察部門粛清に直面

2013年12月15日

【新唐人2013年12月15日付ニュース】12月9日、中国の微博に武装警察が新人兵士を虐待する映像が突然投稿されました。これは決して珍しいことではなく、外国にもありますが、ただこの映像が中国の微博で広く伝わるのはちょっと珍しいことです。中国の軍隊は国家の軍隊ではなく、共産党のための軍隊なので、中共はよく「暖かい」軍隊のイメージを作り上げ、庶民を洗脳します。一旦 軍隊のネガティブニュースが出ると、中共はすぐそれを削除します。

 

2011年、ある軍人の母親がネット掲示板に自分の子が軍隊で虐待を受けたと書き込み、大きな波紋を呼びましたが、すぐ消されました。ネットユーザーらも虐待映像がどのように流出したのか疑問に思っています。背後に陰謀があるのではと。中共の反応も普段とは違い、まずは官製メディアがすぐ報道し、12時間経たないうちに内モンゴル武装警察が映像は本物で、2012年6月の出来事であると公表しました。事前に準備しておいたのではと思ってしまうほど迅速な行動です。

 

武装警察は中共の軍委員会と政法委員会が動かせる部隊です。周永康は庶民を弾圧する機会を利用して、政法委員会の権力を絶えず拡大しました。2009年には省レベルの政法委員会が直接武装警察中隊を動かすことができ、中央政法委員会は武装警察大隊を動かすことができました。あるメディアの推測によると、突破事件が発生した場合、周永康は中央の同意なしで、機動武装警察師団を動かせるそうです。

 

2012年3月、周永康は中央紀律委員会と対峙した際、武装警察を動員したそうです。胡錦濤も習近平も周永康のこの反乱を企む能力を非常に警戒しています。2013年3月 、北京武装警察総隊の司令官と政治委員を同時に移動させましたが、そのときも恐れと警戒を表しました。今回ネット上に曝された内モンゴルの消防武装警察は、公安部と政法委員会の管轄下に置かれている部門です。この映像は中共が意図的に流した可能性があります。目的は明らかで、これを口実に武装警察における周永康の勢力を粛清するためです。

 

本日のマイクロニュースはここまで。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/10/a1021041.html  (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/工)

 

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